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スケールアヴィエーション Vol.69 2009年9月号 [雑誌]

Scale Aviation (スケールアヴィエーション) 2009年 09月号 [雑誌]
 
 
 
 
 
 
特集というかテーマは「日本海軍航空隊最後の奮戦1945」で、戦争末期の日本海軍機特集。
 
【航空縮尺イラストグラフティ】(下田信夫)
「秋水はMe163Bのコピー」と言い切ってしまうのは関係者にいささか失礼では。
 
【空技廠 D4Y-2S 彗星夜戦/ファインモールド 1/48】(横浜潤馬、竹一郎)
川添中尉と中川上飛曹が搭乗した彗星夜戦「131-80」は1945年6月10日、P-61を撃墜。作例の竹一郎氏のフィギュアは相変わらずの素晴らしい出来。機体のほうも決して悪くないんだけど…
 
【三菱 雷電二一型/ハセガワ 1/48】(横浜潤馬)
前の彗星と同じだが、なんか銀のハゲちょろがリアルに見えない。剥げていない部分がキレイ過ぎるのか。
 
【川西 紫電改 N1K2-J/ハセガワ 1/48】(和田縉市朗)
343空の「343-15」。こちらのハゲちょろは自然に見える。が、やっぱり塗装部分がきれい過ぎるか。これくらい剥げていれば、全体的な塗装ももう少し色あせた感じになりそうな。
 
【中島 B6N2 天山一二型/ハセガワ 1/48】(鹿目晃一郎)
塗装自体は完全な架空モノだが、結構似合っているかも。
 
【戦局逆転の夢を賭けた日本軍秘密兵器】(資料提供、解説 石黒竜介)
「秋水で培われた燃料を燃焼室に送り込む技術が、H-IIに受け継がれている」とか書いてあるんだけど、それはいくらなんでも技術的つながりはないんじゃない?仕組みも燃料もまるっきり違うでしょー。←石黒様ご本人から連絡いただきました。この部分は編集部が書かれた部分だそうです
 
<海軍対潜水艦用旋回魚雷 空雷>
高度100mから投下し、水中では直径80mの旋回をしながら磁気信管で探知、爆破するものらしい。1944年4月から12月にかけて開発を行ったが、滑空中の安定性確保のためにジャイロスコープが必要とされ、結局中止になった。
 
<海軍対空誘導弾 奮龍>
 特型噴進弾一型は火薬ロケットによる地対艦誘導弾で途中で中止、二型は実験機、三型は液体燃料ロケットで計画のみ、四型は液体燃料、ビームライダー方式の対空誘導弾。弾体は横須賀工廠、液体燃料ロケットは三菱長崎兵器製造所、誘導装置は第二技廠が担当とある。
 
<陸軍自動吸着爆弾 ケ号>
1944年春頃から開発開始の赤外線誘導の対艦誘導弾。機体設計は糸川英夫技師で、このときにはすでに東大に移っていた。誘導装置は東芝。実機テストは1945年1月から浜名湖で開始されたが、完成する前に終戦。
 
【アナタノ知ラナイ兵器 彗星一二戊型】(こがしゅうと)
 本体の彗星よりも最後にあった「三式二十五番三十一号爆弾」の方が面白かった。でもこれでちゃんと精度のある制御が出来たのかな。搭乗員がアツタ三二型の海軍記号AE1Pから「ワンピ」と呼んだというエピソードはいいが、いたるところで(書く必要もなさそうなところで)「ワンピ」、「ワンピ」と連呼しているのがしつこい。
 
【お座敷対決 愛知M6A1晴嵐/タミヤ 1/48、潜特型 イ-400/アオシマ 1/700、彗星四三型/ファイインモールド 1/48】(佐竹政夫、ローガン梅本)
スミソニアンの晴嵐の記事が1ページ分だけあり、写真も何点か載っている。状態は比較的よさげ。
イ-400の上空を飛ぶ晴嵐はそれっぽく見えて結構イイかも。この人の作品は丁寧な感じはしないけど、雰囲気がいい、ハゲちょろも雑に塗っているように見えるが出来上がりは違和感がない。写真の中で、飛行状態にするための機体を支える支柱が一部見えてしまっているのが残念。
彗星の方もバターを使ったハゲちょろがそれっぽく見える。アンテナ線がなぜ太すぎるような気がする。
 
【JMC2008 シニアクラス エアークラフト部門 シニア賞受賞作 九州J7W1震電】(近藤俊雄)
アルミ張りの震電で、かなりの労作だと思うんだけど、パネルの継ぎ目とか隙間が開いているようで気になる。リベットラインも実物を知らないけど、ここまでベコベコ感があるものなんだろうか。
 
【川崎 H6K5 九七式大型飛行艇/ハセガワ 1/72】(桜井健雄)
こちらも大きな機体に丁寧にアルミテープを張ってあるんだけど、なんかイマイチリアリティがない気がする。何がそうさせるのかはよく判らんが。
 
【山本画報 第19回 くどいようだが、史上最高の戦闘機は何か!?】(山本三郎)
2008年にアメリカの「ポピュラーメカニクス」という技術専門誌で、「史上最も強力な軍用機は何か」という特集があった。「強力」の元の語は"LETHAL"とのこと。1位は初めてプロペラ同調機銃を搭載したフォッカー・アインデッカー、2位が零戦、3位がB-29、4位がAC-130、5位がA-10、6位はAH-64だった。高性能な機体と言うより、エポックメイキング的な機体が選ばれているようだ。
今回もトヨタが金に飽かせてル・マンやF1で優勝しようとしているのは、中国の神舟1号やと同じというコメントがあり。まぁ、トヨタに哲学が無いということかな。今回F190がイマイチ似ていない気がする。
 
【飛人探訪 Vol.7 ちばてつや】
紫電改のタカって読んだことないなぁ。
 
【蛇の目の花園 デハヴィラントDH103シーホーネット】(岡部いさく)
ホーネットの主翼はアルクラッド、胴体は木製モノコックで金属と木材を接着する工作方法を初めて採用した機体とのこと。レダックス接着剤というものを使ったらしい。エンジンはRRのマーリン130と131でそれぞれ2070HPもある。自重5.7t、総重量8tで、試作機は780km/hも出たそうな。シーホーネットとしての試作機が飛行したのは1945年4月、量産機としてF.Mk.20がすぐに発注されたが、完成したのは1946年。夜間艦上戦闘機としてのN.F.Mk.21はASHレーダーを機種に装備し、レーダー/航法手ようのコクピットを追加。1951年にはジブラルタルからイギリス本土まで1670kmを3時間10分で飛んだそうな。ホーネットの最高速度760km/hは量産されたレシプロ機の最高値に近いと思っていたんだけど、ホーカー・フューリーは780km/hも出たんだな。
 
【フルスクラッチビルドの勧め 第3回】(中田正治)
なんだかんだ言ってもやっぱりきれいに仕上げるなぁ。機体表面のアルミの反射の具合もそれっぽくなっている。
 
【名機100 第68回 ヴィッカーズ・ヴァイカウント 700/マッハ2 1/72】(柏木崇男)
ヴィッカーズがダートRDa1を使ったV630が飛んだのが1947年。YS11に雰囲気が似ているんだけど、同じ系列のエンジンかな?それにしても旅客機とはいえ1/72の窓をつけて内部に座席までつけちゃうとは。最後の夜間の写真が雰囲気があっていい。
 
【A7M2 REPPU "SAM"/ファインモールド 1/48】(鈴木裕之)
戦後接収されてアメリカに渡ったという設定の無塗装、星のマークの烈風。実際にそういう機体があった雷電を参考にしたらしいが、紙面にはよく似た感じの紫電の写真がある。結構新鮮かも。 
 
【The Tales of Speed Seakers Vol.8 #77 Rare Bear F8F/テスター 1/48】(桜井健雄)
 Rare Bareの初期と現在のペラは4翅だた、一時期P-3オライオンのブレードを使った3翅の時代が在ったらしい。イラストでは1992年と1995年がそれ。もっと写真が欲しかったな。いっぱいあるだろうに。
 
【こんなんできたでぇ 第五回 三菱 雁一型通信機「神風号&朝風号」/ハセガワ 1/48】(藤本俊英)
ご存知神風号。雰囲気はいい。もう少し細部を見たい。
 
【夢見る翼 YS-11/ハセガワ 1/144】(和田拓)
1/144だけど、キレイに仕上げてある。
 
【HPDP Series Messerschmitt Bf109】(西川幸伸)
今回はG-6からK-4まで。

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コメント 3

石黒竜介

【戦局逆転の夢を賭けた日本軍秘密兵器】(資料提供、解説 石黒竜介)
「秋水で培われた燃料を燃焼室に送り込む技術が、H-IIに受け継がれている」とか書いてあるんだけど、それはいくらなんでも技術的つながりはないんじゃない?仕組みも燃料もまるっきり違うでしょー。
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上記、秋水についてのコメント?コラム?につきましては、SA編集部の方の書かれたもので、私のものではありません。私もそう思います(笑)
私の書いたものは(一部編集されましたが)空雷(私も、魚雷ではなく、爆雷ではないかと思っていますが、米軍のマニュアルではtorpedoなので)
、奮龍、ケ号の記事だけですので、念のため。取り上げていただいてありがとうございました。 (石黒 竜介)
by 石黒竜介 (2010-02-26 07:49) 

ショウオー

石黒様
まさかご本人からコメントをいただけるとは思っていませんでした。
そうですか、編集部が書かれた文書でしたか。紛らわしい体裁ですね。本文のほうにコメントを付けておきました。
空雷、奮龍、ケ号の解説、興味深かったです。この手のマイナーなものは資料も少ないし、取り上げている書籍もあまりないので、今後もSAに限らず記事を拝見できることを期待しております。
by ショウオー (2010-03-03 22:18) 

石黒竜介

ショウオー様
コメントありがとうございました。
現在は、2冊目の零式小型水偵を夏までに出版する予定です。
http://www.mmpbooks.biz/mmp/forecast.php?page=3
ご期待ください(宣伝してすみません)。

by 石黒竜介 (2010-03-04 07:48) 

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