「ゼロ」の伝説 加藤寛一郎 [書籍]
加藤先生で「ゼロ」というキーワードだけから、零戦の左捻りこみの話かと思ったらなんと小説だった。しかも内容は「現代技術で零戦を作ったら」というネタがべースト思われる。このテーマでマジメに技術的な話をしても面白くないから小説形式にしたんだろうか。登場する機体は外見は零戦そのままで、機体は複合材で作り重量はオリジナルの1/3、エンジンはターボプロップで操縦系統はFBW。水平尾翼は全遊動式だそうだ。某掲示板の軍板でも似たようなテーマのスレがあったが、そことは違って専門家らしい技術的な記述は流石。ストーリーも唐突なところがあるけど、まぁそちらは主じゃないからいいのかな。でもエンジンの具体的な記述がほとんど無いのはちょっとズルイ。栄のサイズに納まるターボプロップはどんなものなんだろう。
2011-05-25 21:42
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