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航空ファン No.705 2011/9 [雑誌]

【スーパーホーネット・インターナショナルロードマップ・モックアップ公開】(石川潤一)
 タイトル通り、SHIRのモックアップの写真。モックアップといっても地上試験用のF/A-18Eを改造したもの。機種下面にIRST収納用の出っ張りがあるのが特徴。背中にはミサイル/レーザー警戒装置用のセンサーも取り付けられている。CFTも装備済み。
後半はオシアナ基地のF/A-18。VFA-103のCAG機、VFA-81のE、VFA-32のFなど。
 
【米海軍唯一のスーパーホーネットウイングとなった厚木CVW-5】
 トップは見開きページのVFA-102のCONA機。CAG機とは別。次からは1ページに2機ずつ、VFA-102 "Diamondbacks"、VFA-27 "Royal Maces"、VFA-115 "Eagles"、VFA-195 "Dambusters"。やはりDiamondbacksが一番かっこいいかも。
 
【Black Rafale】(徳永克彦)
フランス空・海軍に配備されているラファールは98機で全機がF3.2規格。空軍での総飛行時間が30000時間を越え、その記念塗装がEC1/7のラファールC型2機に施された。黒ベースで大きく「30,000」の文字が入っており、垂直尾翼には星の王子様が。なかなかカッコイイ。たっぷり10ページで、中にはこのデザイン行ったハッピーデザイン・スタジオのディディエ・ウルフ氏の写真もあり。
 
【トルコ空軍100周年記念エアショー】(水谷光)
6月4、5日開催。金、銀、黒で鷲をモチーフにしたデザインのF-16Cはトルコ空軍初のデモチーム用。その他はF-16Dブロック50+、迷彩RF-4Eなど。アクロチームはパトルイユ・ド・フランス、サンダーバーズ、レッドアローズ、フレッチェトリコローリ、スペインのパトルーラ・アギラ、クロアチアのウイングス・オブ・ストームの使用機材はPC-9。トルコ空軍はNF-5A/B 2000を8機使用するターキッシュスターズ。
 
【Langley AFB Open House】
F-22A、ノースアメリカンTB-25N、A-10、QF-4E、P-51D。
 
【米空軍嘉手納基地アメリカフェスト2011】
7月1、2日開催。300mm以上の望遠レンズは持ち込み禁止だったらしい。E-3C、F-15C、A-10など。
 
【CONA New York Fleet Week BETHPAGE AIR SHOW】(物井正博)
5月28、29日ロングアイランド、ジョーンズビーチで開催。8回目。VFA-106 "Gladiators"のF/A-18F とF4Uの3機編隊。アメリカンエアパワーミュージアムのB-29 "FIFI"は唯一のフライアブルな機体。B-17Gとか。
 
【ボーイング・ジャパンF-Xメディアツアー報告】(石川潤一)
日本から岡部氏も参加。テレビはフジが来ていたらしい。スパホがSHIR化してCFTを装着するとM1.8まで出せるようになる、とあり。抵抗が増えるのにそんな馬鹿な、と思ったら種明かしは以下。スーパーホーネットはそもそもM1.8くらい出せるパワーがあるが、わざとM-1.62(AIM-9,AIM-120各2発搭載時)に抑えられている。その制限理由はトリムの調整が難しいからで、これがCFTを装着すると重心位置が変わって調整が容易になり、その結果速度制限制限が外れるという理屈。ただし、M1.8という数値はF414EPEとの組み合わせの場合かも、ともあり。
ライン上での組み立ての日数の概要が列挙してある。主翼組み立てに50日、前胴組み立て55日、中後胴組み立て9ヶ月、最終組み立て25日、フライトオペレーション25日、ランプフライト/納入オペレーションが9日。このランプというのは組みたて後のアビオニクス、機関砲などの取り付けのことらしい。ちなみにラインではリーン生産方式を採用していて、本家のトヨタも視察に来たことがあるそうな。
 
【スーパーホーネットとF-X RFPについて聞く】(神野幸久)
ボーイング・ジャパンBDS(防衛・宇宙・安全保障部門)ビジネス開発日本担当バイスプレジデントのジェームス・F/アーミントン氏へのインタビュー。
当然のことながらRFPの詳細は内容はなし。2016年までに3機の納入が要求されている。
 
【CVW-5のスーパーホーネット岩国移駐後のFCLPと馬毛島】(石川潤一)
FCLPとは陸上空母着艦訓練のこと。
 
【東日本大震災に見た陸自航空科の実力】(奥澤勉)
 
【空夢 第33回サコーラ】(清水郁郎)
フロリダにあるNAS PensacolaのNational Aviation Museumには展示されている機体だけで百数十、保存、貸し出し中止のものを含めると700機ほど所蔵されている。97機しか製造されていない川西N1K1「強風」は終戦後4機がアメリカに持ち帰られ、現在でも3機が残っている。そのうちの1機#565がここに保存されており、カウル、プロペラ、スピナーが一体になった機首、フロートと胴体、主翼に分解されてはいるが状態は良好。ドリーも確認できる。
SB2Cは昨年Otay Lakeという湖の湖底から発見されたもの。PB2Yの#7099はかつてハワード・ヒューズも使っていたものだとか。
 
【第一次世界大戦における日本海軍戦利機の写真帳】(近藤亮、田村俊夫)
古本市で発見された本資料は2006年に所沢航空発祥記念館に寄贈された。撮影は大正10年頃に行われたもの。紙面に掲載されている写真は次のもの
  • ゴータ WD 14 Gotha WD 14 (シリアル1659, ベンツBz 14エンジン)
  • アルバトロス W 4 Albatros W 4 (陸上戦闘機D.I/IIの胴体を利用した水上機、シリアル#1733、メルセデスDIII/160hpエンジン、108機製造)
  • ルンプラー 6B2 Rumpler 6B2(49機製作)
  • ブランデルブルグ KDW Brandenburg KDW
  • ブランデルブルグ W 19  Brandenburg W 19 (マイバッハM b. IV/260hp エンジン )
  • ブランデルブルグ W 29 Brandenburg W 29 (シリアル2742、ベンツ III a/150 hp エンジン)
  • フリードリヒスハーフェン FF49C Friedrichshafen FF49C(ベンツBz IV/200 hpエンジン)
  • ブランデルブルグ KWBrandenburug KW (メルセデスD IVa /260 hp エンジン)
  • トラベミュンデ F4 Travemunde F4 (シリアル7030、ベンツBz IV/200 hp エンジン)
  • サブラツニグ SF 8 Sablatnig SF8 (シリアル6013?)
写真は当然モノクロだけど、かなりシャープ。プロペラはほとんど取り外された状態。ブランデルブルグはブランデンブルグじゃないのか?
 
【大分空港のコンベア240】(門上俊夫)
 
【航空機設計のツボ、主翼とエンジンの関係 第3回飛行艇の飛行性能を決める翼面積とエンジン出力】(中山久尚)
 飛行艇の艇体の容積を減らす目的で、艇底にホーバークラフトのようなモノを付けるという検討がされたことがある。これはAir Cushion Landing Sysntem(ACLS)と呼ばれ、最初に作られたのがレイクLA-4という軽飛行艇。ついで、デ・ハビラント・カナダのC-8Aというのが試作されたが、水上滑走テストを始める前に横風により誘導路から外れてしまった。また、飛行機の特性として風が吹くと機が風上を向く性質があるので横風があるとうまく滑走できない。さらに重心が高くなるのでブレーキをかけるとつんのめってしまう、ともある。でもこの形式でのブレーキってなに?タイヤもついているの?著者も菊原博士の指示で検討をおこなったとある。LA-4は図面だけ、新明和が行ったらしい大型哨戒機のACLS案は模型写真あり。後者はグラマンと交わされたプロポーザル契約で行われたものらしいが、契約の内容はどんなもんだったのかは解説なし。
飛行艇の艇底の形状と水力特性の影響を見積もるパラメータとして擬似的な体積あたりの重量というものがあり、この値が小さい方が性質がよいとされる。その擬似的な体積とは次の2つがあり、どちらが正しいというわけではないようだ。
  1. 「艇底の幅」×「艇体の長さの自乗」
  2. 「艇艇の幅の自乗」×「艇体の長さ」
ただ1を元にすると、幅よりも長さを長くしたほうが有利になる。長さと幅の比はPS-1で12:1、コンベアR3Yで10:1、九七式飛行艇は7.4:1、二式飛行艇は8.7:1である。
掲載写真は水上不時着したとしか見えないベリエフBe-103、ハイドロスキーをC-123に装備したYC-123E、コンベアXF2Y-1シーダート、ドルニエのシースター、ベリエフの中型ジェット飛行艇Be-200と珍しいものが多い。
 
【強心臓を移植した百舌鳥-The Mighty Fw190A-9】(藤森篤)
Flug Werk GmbHのFw190の指定エンジンはAsh-82Tだが、米国のルディー・フラスカ氏所有の機体はP&W R-2800ダブルワスプを搭載している。その機体の写真で、飛行中の空撮写真も結構シャープ。他に組み立て中、コックピット内、カウルを開いた状態、排気管クローズアップのカットあり。 R-2800はBMW801より直径が31mm太く、27kg重い。
 
【続報!「飛燕」復元】(川崎重工K-VART、小山澄人)
以前の記事の続報。飛燕の資料は相変わらず集まっていないらしい。土井氏が所有していたはずの設計資料も現在では散逸してしまっているとのこと、残念。復元作業をしているのは今もオーストラリアのプレシジョン・エアロスペースで、飛燕以外にもP-39、P-40、シーフューリー、A-20ハボック、OS2Uキングフィッシャー、デ・ハビラント・バンパイアが修復作業中。残骸状態だけどフィアットG59、P-38などもある。飛燕は胴体部分は塗装もされてきれいに復元されている。主翼は7割程度の仕上がり。操縦席内も1カットあり、計器類も取り付けられているのはオリジナル品とのこと。リバースエンジニアリングで部品を製作するのに一番大変だったのはやはり主翼の桁だったそうだが、4機分が作成されている、ということは予備を含めても複数機を作ろうとしているのかも。エンジンは米軍が技術調査用に押収した彗星に載せられていたアツタ21型を使用予定。その写真もあるが、確かに程度はよさそう。
 
【河口湖自動車博物館・飛行館公開情報】
今年は一式陸攻22型前部胴体、零戦21型、52型の2機の公開。
 
【消え行くトーネード、第13飛行隊の解隊】
 トーネードGR.4の運用部隊であるNO.13 Sqnが5月6日に最終飛行を実施。ランカスターB.Iも1カットあり。
 
【Cold War Jets Collection at Bruntingthorpe Aerodrome】
 英レスターシャー州ブランティンソープ近郊に民間のブランティンソープ・エアロドーム飛行場に「冷戦ジェット機コレクション」という博物館があるらしい。動体保存されている機体が多くあり、ライトニングF.6、バッカニアS.2B、キャンベラ、ニムロッドMR.2、ビクターK.2の写真が掲載されている。ライトニングかっこいいなぁ。
 
【第二次大戦ミニ航空史話 第93回 英連邦でも中立国のエール】(田村俊夫)
北アイルランド島にあるエールという国は英連邦の一員なのに中立国だった。BoB時に保持していた空軍力はグラジエーター3機、アブロ・アンソン哨戒機7機、ライサンダーが6機だけだったとか。そのエールには戦時中に連合軍機が160機、ドイツ機が25機が不時着もしくは墜落している。その中からハリケーン3機、ロッキード・ハドソン1機を購入して運用した。
 

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