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航空ファン No.718 2012/10 [雑誌]

航空ファン 2012年 10月号 [雑誌]

航空ファン 2012年 10月号 [雑誌]

【MV-22B OSPREYS LANDED IN JAPAN オスプレイ、岩国に到着】
民間自動車運搬船で岩国に運搬されてきたオスプレイの様子。グリーンリッジ に格納されている状態の写真から、運搬、エンジンテストの様子まで。
 
【OSPREY Show The High Capability】(洲崎秀憲)
MAGTF Demo(Marine Air-Ground Task Force)デモの様子。シャープなカットばかり6ページ。
 
【Joint Base Elmendorf-Richardson】(神野幸久)
3WG(第3航空団)のホームベースは陸軍フォート・リチャードソンと合併、2010年10月からエルメンドルフ・リチャードソン、JBERになった。現在は3WGと673ABWの2つの航空団がある。写真はF-22A、E-3、C-17A、C-130H、UH-60Aなど。
 
【ROYAL INTERNATIONAL AIR TATTO】(北村拓也、福島明)
7月7,8日開催。各写真に番号が付けられ、それに対する解説がついてるのでわかりやすい。No.6 SqnのタイフーンGR.4、No.208(R)SqnのホークT.1(ハートマークがおしゃれ)、VMM-264のMV-22B、Yak-130、ポーランドク軍MiG-29A、ベルギー空軍F-16AM、ドイツ空軍JG71のF-4F。アクロチームはレッドアローズ、UAEのアルフルサン、韓国のブラックイーグルス。
 
【航空自衛隊秋田救難隊】(石原肇)
なまはげの顔が描かれた特別塗装機UH-60J、U-125A。記念式典の記念撮影も入った6ページ。
 
【第1航空団第31教育飛行隊111,111時間飛行無事故を711号機で達成】
 23年9か月で達成した記録。軍用の小型ジェットの運用部隊としては世界でも稀な安全飛行記録とのこと。T-4と記念塗装の450リットル燃料タンク。
 
【タイ空軍100周年記念エアーショー】(水谷光)
6月29日から開催。写真は特別塗装のNo.103 SqnのF-16A、No.701 SqnのJAS39グリペン、サーブ340 AEW、A310、Mi-17など。
 
【Savoie 100 Ans】(徳永克彦)
フランス空軍第118航空基地、ER2/33(第2/33)偵察飛行隊のミラージュF1CR飛行隊。 創設当初の機材はスパッド・ドペルデュサン。同機は1913年9月13日のゴードン・ベネット・カップレースで最高速度203.85km/hで優勝している。特別塗装の機体は背中に大きくブルーのリング、そしてカモメ、側面にはフィルムの各コマに歴代の使用機のシルエットが入ったものが図案化されている。歴代使用機の解説は欲しかったな。垂直尾翼にもブルーリングにカモメ。
 
【欧州見聞録】(洲崎秀憲)
見開き2ページを使ったチェコ空軍のJAS39Cが素晴らしい。リベットの一つ一つまでよくわかる。
 
【オスプレイに本配備を正しく理解するために】(岡部いさく)
尖閣諸島への中国の"漁民"上陸を察知した日本側は、日米緊急警備輸送訓練として沖縄県警の機動隊員や海上保安官を米軍のMV-22Bで輸送、 上陸を阻止した、という架空のストーリーから始まる。これはオスプレイの機動力、沖縄に配備されることの意味を説明したもの。
マスコミはオスプレイの過去の事故の内容も検証せず、原因特定されて対策が済みのものまでカウントして事故数の多さばかり強調している。またMV-22BのクラスA事故率が他の海兵隊ヘリコプターを下回っていることがわかってくると、クラスBやクラスCのものも加えて印象操作をしているようなメディアもある。
またアメリカの調査機関の調査員であったアレックス・リボロ氏の「オートローテーション機能がない」という主張を取り上げたメディアもあったが、MV-22Bの実際のフライトマニュアルにはオートローテーション機能が記載されておりその主張はあたらない。ただし、オートローテーション維持のための前進速度はその他の大型ヘリよりも大きく、安全に着陸するのは難しいので、むしろ固定翼機モードの不時着が推奨されているとのこと。そもそも大型ヘリでもオートローテーションの降下率は毎分数百から1000m近くになり、安全な不時着を保証するものではない。
 
【V-22に関する22の疑問】(石川潤一)
オスプレイの回転翼は「プロップローター」と呼ぶのが正しいそうだ。プロップローターの3枚のブレードはレッド、ホワイト、グリーンと名前が付けられており、格納時にはレッドはそのままで、ホワイトとグリーンがレッドを挟むように折りたたまれる。FAAの分類ではオスプレイはハリアーとともにパワード・リフト機というカテゴリーになる。プロップローターを上に向けている状態はVTOLモードだが、前に向けて飛行する状態はAPLNモードと呼ばれる。APLNモードで滑空するばあいの降下率は3500~4000fpm(1067~1219m/分)で比較的安全に着陸できるとのこと。VTOLモードでの降下率は500fpm(1524m/分)でAPLNモードより大きく、着陸時の衝撃も大きくなる。APLNモードで不時着した場合、ブレードは地面を叩くことになるが、材質がノーメックスと呼ばれるアラミド系合成繊維のコア構造なので、衝撃で砕けるので周囲に損害を与える可能性も低い。排気はコアンダディフレクターで撹拌されるので熱でアスファルトが溶けたり、草が燃えることはない。
MV-22とCV-22のフライトマニュアルはほとんど同じもの、外見上の違いはCV-22BにAPQ-186地形追随レーダーの突起が機首にあるくらい。海兵隊のCH-46/-53の後継がMV-22で、空軍のMH-53の後継がCV-22と逆になったのはMarinesのMにこだわって早い者勝ちで命名したから、とのこと。
 
【タイ軍用航空100周年の今年、洪水被害から蘇ったバンコクの2つの航空博物館
モノクロばかりでサイズも小さめだが、いろいろな展示機の写真あり。洪水で脚部が水没状態のものも多数。写っている機体はF8F-1、立川九九式高等練習機、スピットファイアFR.14、F-16A、サーブJAS39グリペン、デ・ハビランドDHC-1チップマンク、パイパー・カブ、スピットファイアPR.19、A-37B、SNJ-4。
 
【2012リノ直前情報】(神谷直彦)
 コースレイアウトが見直しになり、観客席手前のコーナーの曲率が緩やかになった。
 
【空夢 第46回C-123を飛ばすAir Heritage】(清水郁郎)
 元B-17のパイロットであるDavid Tallichet氏は大戦機のコレクター。事業で成功し、70年代には120機も所有していた。"Black Seep"のF4U、"Memphis Bell"のB-17Fも氏のコレクション。ペンシルベニア州のAir Heritage MuseumはタリチェットのB-17を修理する代わりにC-123Kを年間1ドルののリース料で提供することになる。
 
【追補・個人としての航空戦史 「手製の上向き砲は戦った」】(渡辺洋二)
昭和19年5月、百偵3型の機首にホ5を2門(弾数各200)装備する命令が立川の陸軍航空工廠に出される。これに合わせて操縦席前の風防を再設計、また発動機の排気管を単排気管に改修した。改造1号機は6月に完成し、審査部でテストが開始されたが、同月15日に米軍がサイパンに上陸、16日には成都からB-29が初の対日攻撃をかけたことが影響し、さらに前席と後席の間に37mmのホ204(弾数16発)を仰角度で取り付ける命令が出された。さらに翌7月にはタ弾装備用の懸吊架を2基胴体下面につけることも指示された。ホ5のみの追加型の審査完了は7月、ホ204追加型は11月。正式採用された時には前者が キ-46III乙として12月までに75機、後者はキ-46III乙+丙として15機が翌1月までに改造された。
これとは別に昭和19年の春頃、独飛17中隊の北川禎佑中尉は百偵にタ弾を取り付けることを整備の川口俊策少尉に相談する。そこで百式重爆の爆弾懸吊装置を百偵2型の胴体下面、撮影窓の部分に取り付けた。この改造機は先の工廠の改造機と違い、後席の同乗者が投下操作を行った。
9月21日、高度10000mへの上昇を競う演習が行われ、二式戦、三式戦45~55分かかったのが、北川大尉の百偵3型は14分30秒、他の百偵も20分から30分を要しただけだった。この演習の後北川大尉は今度は百偵の上向き砲を取り付けることを提案する。結果、先の37mm砲装備の施策を知らないまま、ホ5を仰角75度で取り付けた。
11月1日から始まったF-13の侵入に対し、迎撃を試みたが11400mまで上昇したものの敵機はさらに上空を飛行しており攻撃の機会もなかった。しかし、11月24日のB-29の初空襲では銚子沖で接敵し、ホ5を全弾(40~50発)打ち込んで撃墜を果たす。
37mm砲装備機を使って迎撃されたことも書かれているが、戦果は確認されなかったらしい。この機はノーマルの百偵より300kgは重いので着陸には気を使う必要があったらしい。
 
【一式陸攻戦記 第10話・失われた空 ラバウル航空戦の終焉】(佐藤暢彦)

【不定期連載 ヒコーキマニア的人間航空史・第3回 伊神晃さん】
 
 
【第26回航空ページェント】(河合広雄)
7月29日開催。AV-8B+、VFA-115/-195のF/A-18EとVAQ-132のEA-132など。
 
【千歳基地航空際】(河合広雄)
 8月5日開催。第201飛行隊、第203飛行隊のF-15Jなど。
 
【第二次大戦ミニ航空史話 第106回 スリーブバルブ・エンジンはなぜ難しいか】(田村俊夫)
ネピアのセイバーはランク・ハルフォードの設計。1935年に設計が開始され、1940年6月に100時間試験を2200馬力でパスした。しかし量産ではスリーブの関係のトラブルが頻発した。理由は「部品の歪や楕円率が0.009in(0.20mm)-0.10in(0.25mm)あるため」だそうだ。ネピアでこの問題が解決できず、政府がブリストル社に圧力をかけてスリーブバルブの材質や製造工程の秘密を教えさせた。そのうちの一つがセンターレス・グラインダーで歪みの発生を抑えながら外径を削ることができるもの。通常の旋盤のように部品を掴んで加工すると外した時に圧力が解放されて歪が出るそうだ。その問題を解消するもので、芯無し研削法の概念図も掲載されいているがどうも仕組みがよくわからん。とにかく相当高度な技術が必要なエンジンであることは確か。
 
BOOK REVIEW】
 
現代ミリタリー・ロジスティクス入門―軍事作戦を支える人・モノ・仕事 (-)

現代ミリタリー・ロジスティクス入門―軍事作戦を支える人・モノ・仕事 (-)

  • 作者: 井上 孝司
  • 出版社/メーカー: 潮書房光人社
  • 発売日: 2012/07
  • メディア: 単行本

 

 

 




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