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航空ファン No.708 2011/12 [雑誌]

Blue Impluse アクロ展示再開と築地基地航空際】
10月2日開催。ブルーの編隊を中心に第6飛行隊F-2Aや304のF-15Jなど。5ページ。
 
【第306飛行隊創設30周年記念式典】
小松基地で9月17日開催。記念塗装機は機種の両側に黄色でイヌワシのシルエット。背中にはそのイヌワシの手綱を握るスクープ。
 
【F-2A生産、ここに完結】
最終号機13-8564が9月27日に納入された。その完納式の様子。
 
【ボーイング787世界初号機、ANAへ、日本へ】(青木謙知)
 
【BLACK EAGLES】(徳永克彦)
BLACK EAGLESは2009年シーズンからそれまでのセスナA-37BからKAI T-50に機種変更した。その際編成も6機から8機に。塗装は上面は黒地に白で鷲の羽のモチーフ、下面は黄で鷲のシルエット。朝鮮半島に生息しているのは黒鷲だが、学名はゴールデンイーグルなんだとか。T-50は外見もベースになったKF-16によく似ているが、コクピット周りも似ているらしい。翼端のダミーは当初AIM-9になるはずだったが、いつの間にかAMRAAMになっていた、とのこと。
写真は相変わらずシャープですばらしい。

【USSジョージH.W.ブッシュ、CVW-8を搭載しハツディプロイメントへ】
VFA-87 "Golden Warriors"のF/A-18+とか、VFA-15 "Valions"のF/A-18Cとか。C-2Aも8翅のプロペラになっている。空母を下にアレスティングフックを下ろしてアプローチするVAQ-141 "Shadowhawks"のEA-18Gの写真が雰囲気が出ててgood。
 
【CVW-14、帰還】
オペレーション・トモダチに参加したCVW-14が本国に帰還。アフガニスタンのオペレーション・エンデューリング・フリーダムに参加したときのスコアマークとかあり。
 
【NASオシアナエアショー2011】(塩村敦義)
3月23日から25日に開催。CONA記念塗装機は"Fighting Omars"のF/A-18C。
 
【Memphis Air Show】
9月17~18日開催。T-45、T-34C、TC-12Bなど。NSAWCのF-16A、B-2Aとか。
 
【Radom Airshow 2011】(中野耕志)
ポーランドのラドムにて8月27~28日に開催。Su-22、Si-22UM-3K、-4K、MiG-29UBなど。Mi-24V、Mi-8MTV-1、Mi-14PL、W-3RL、SH-2G、Mi-2TSz、Mi-8RLが並んだ写真はもっと大きく載せてほしかった。
 
【2011 National Championship Air Races & Air Show】(神谷直彦)
ギャロッピング・ゴーストは9月16日のヒート2A、3ラップ目のパイロン8を過ぎたところでいったん左に揺れた後、右に傾いて急に上昇。右にゆっくりロールしながら滑走路を横切ってランプエリアの上空で弧を描いたあと、垂直に落下。パイロットのジミー・リーワードは即死。観客10人も犠牲になった。すぐに全プログラムは中止。墜落前の写真も掲載されているが、左側昇降舵のトリムタブ外れているのが確認できる。
ギャロッピング・ゴーストのオリジナルはイングルウッドで製造されたP-51D-15NA、1944年12月に第3航空軍に配属されたものの、実戦に出ることなく1945年10月には除籍。Bruce RaymondとSteve Bevilleが1946年のCleveland Natinal Air Raceに出るため改修を行い、このときに有名なフットボール選手Red GrangeのニックネームGalloping Ghostと背番号#77を使った。
その後Dr. Cliff Cumminsが買い取り、Miss Candace (#69)と命名し1969年のリノにエントリーする。その後改造を続けながら10年間出場。次にWiley Sandersに79年に売却され、Jeannie(#69)となる。その年にはリタイアしたが、80, 81年と続けて勝利。82年エンジンブローで予選落ちした後、83年にJimmy Leewardが買い取り、今度は"Specter(#X)となる。84年同じオーナーのまま名前をLeeward Air Rance Special(#44)と改名するが、89年以降はレースに使われなくなった。
そして2007年から再び名前をGalloping Ghostに戻し、機番も#177に変更(#77はレアベアが使っていた)。2009年にエントリーしたが改造が間に合わず、2010にはゴールド決勝までいったものの強風でキャンセルになっていた。
ギャロッピング・ゴーストの主翼はストレガ、ブゥードゥーなどのP-51レーサーよりもさらに切り詰めれている。水平尾翼も切り詰められており、トリムタブもレース用に改修されているらしい。エンジンはパッカード・マーリンV-1650の水メタノール噴射付。ボイル・オフ・システムを採用しているのでオリジナル位置のラジエータはなく、キャノピーもレーシング用の低いものに変更されていた。
他の機体の写真は#7のストレガ、#77レアベア、#232のセプテンバーフュリー。#15フューリアスはシーフュリーベースだが、エンジンはR-4360でボイル・オフ・システムを採用しているらしい。#74のスーパーコルセアもR-4360を使っている。#38プレシャスメタルはP-51ベースでグリフォン+二重反転プロペラ。F7Fの#1ラ・パトローナのパイロットはロッド・ルイスという人でレアベアとセプテンバーフュリーのオーナーだそうだ。
 
【F-35フォトワース工場取材とロッキード・マーチンのF-X提案】(石川潤一)
フォトワースはもとGDの工場。さらにその前身はコンベアでB-24を作っていた。その当時の写真もあるが、確かに見えなくなる先(1.6kmもある)までB-24が延々と並んでいる。
工場では写真撮影はもちろんNGだが、リベット用の穴を開けている工程は見学もできないらしい。これからく特殊な加工方法が使われているのではとの推測。
ロッキード・マーチンは日本がF-35の主要コンポーネントの製造と、FACO(最終組み立ておよびチェックアウト)施設の設置を認めるという要件を米政府から取り付けたらしい。また納入後も出歩レベルで定期修理、改造、アップグレードも許可され、さらにF-135も国内での組み立ても許されるという。
 
【信頼性と将来性をアピールするスーパーホーネット】(石川潤一)
ボーイングがRFPで提案したのはAPG-79 AESA搭載のブロック2。日本企業の設計、製造への参画については70~80%が認められるらしい。
GリミットがF-35などの9Gに比べて7.5Gなのは、米海軍の要求が7.5Gなだけで9Gまで問題ないらしい。また従来第5世代機の定義の中にスーパークルーズが入っていたが、F-35が達成できなかったのでこの項目が外されたそうだ。
 
【飛行性能を誇示するタイフーンを欧州各国も後押し】(石川潤一)
 
【F-2生産終了までの奇跡】(小野正春)
F-2生産の大きな問題は米政府からねじ込まれた不平等契約。量産段階で40%の米側ワークシェアの確保、フライト・コントロールシステムのソースコードは開示されない、米側は日本の関連技術にアクセスできるというもの。誰がこんな内容を了承したんだよー。
 
【ボーイングの現行主力機 737、747、777の現状と将来】(青木謙知)
 
【南の島で発見された集合排気管付零戦52型三菱第4007号の調査から長年の"零戦の謎"に迫る】(宮崎賢治)
集合排気管付の52型が量産されたのかはっきりした結論はまだ出ていない。写真も残っているが、22型の発動機周りを移植したという見方が強かったので。そんな中、2010年にミクロネシアのサタワン等で今回の4007号が発見された。現地での写真も残っているが、機体はかなり腐食が進んでいるものの、栄21やエンジンカウリングも残っている。銘板にはA6M5第4007号とあり、エンジンカウリングにも三菱4007のステンシルが残っていて、これから機体とエンジンが製造時からのものと推測できる、という話。
これ以外の量産機の存在を肯定する資料としては、ラバウルで撮影された写真、米軍の集合排気管とロケット排気管の両方が描かれたTAICの52型の図面があるらしい。また否定する資料としては、昭和19年の取扱説明書があり、これにロケット排気管は52型の量産1号機である3904号から採用されたと明記されているとのこと。
また米軍マーシャル諸島で捕獲された零戦52型の機体来歴簿には各機体の特徴も書かれているが、解釈のしかたによって肯定とも否定ともとれる内容。
 
【空夢 第36回スミソニアンの晴嵐(前編)】(清水郁郎)
スミソニアンのSteven F. Udvar-Hazy Center内にMary Baker Engen Restoration Hangerが2010に完成、Paul E. Garber Facilityから移動された機体のレストアが行われている。UHセンターにはすでに紫電改、月光、桜花、屠龍、晴嵐などがある。晴嵐は屋外展示が長く痛みがひどかったらしいが、今はきれいになっている。カラー写真でないのが残念。
 
【追補・個人としての航空戦史 「瑞雲偵察席から」】(渡辺洋二)
昭和15年2月に愛知時計電機に十四試二座水偵が内示されたが、16年度中に十六試水偵に変更された。装備されたダブル・スロッテッドフラップの子フラップは空戦フラップとしても使用。空力担当小沢康技師の言葉「アメリカあたりのデータを参考にして、高揚力のわりには抵抗が少ないからとこの機で初めて使った」。機体担当森盛重技師「二段操作を行うため、機構が複雑。その機構とフラップ自体の剛性不足、それに下げた場合に生じる渦流などの影響で振動が出た。風洞試験、振動試験などを繰り返して、解決へ持っていった」。試作時のフロート支柱は前後一本ずづだったが、試験飛行時、離水速度の直前でパタリング発生の傾向が出たため、後ろの支柱に斜めの支えを追加し解決した。フィレットが大きめだが、これについて森技師の弁として「やはり自転を防ぐためだった」とあり。小沢技師は「自転防止とも言えるかもしれないが、直接的には意味合いが違う。揚力曲線を作ってみたら、段がついてしまったので、スムーズにつながるように、いろんなフィレットを試してみた。空技廠で肉盛りをうんと厚くして計ったら、いくらかよくなったので決定した」としている。
試作機で九七式7.7mm2挺だったのを生産型11型では主翼に九九1号20mm4型2挺へ強化された。この変更で翼内燃料タンクの容量が減ったが、フロート内にタンクを設けて補った。主翼は2本桁で、五明得一技師によると「ほかにないような構造で非常に軽く出来ている」らしい。
航本の要求は70°の降下で終速482~500km/hだったため、エアブレーキが必要になった。取り付け位置に関して、小沢技師によると十二試複座水偵で脚につけたときに制動効果に偏りが出にくかったので、その応用で前脚に装備したそうだ。しかし訓練中に生産23号機が空中分解した。原因は抵抗板の後流の渦がフラップを叩き主翼後縁をがたつかせたため。対策として抵抗板に丸穴を開けて応急措置とし、その後の生産では抵抗板の後縁をふくらませて渦の発生箇所を下げるようにした。
この後配備後の戦闘の記録あり。この中で胴体下の25番のほかに主翼下面に二十試27号爆弾を2発ずつ付けた事例が挙げられている。これは1個63gの弾子(ほかに黄燐4gを内蔵)135個つめた、対艦船攻撃用の77.5kgのロケット弾とのこと。
 
【陸軍愛国号献納機調査報告 その3】(横川裕一)
 
【航空機設計のツボ、主翼とエンジンの関係 連載第6回(最終回):飛行機の翼面積、出力と飛行性能(その2)】(中山久尚)
速度に対する旋回Gのグラフがあるが、P-51Dだけは旋回Gは最大でも1.6Gくらい。零戦は3G以上、Bf109Gでも2Gを超える。
各国戦闘機の出力重量比を比較すると、日本機も必ずしも劣っていない。エンジンが非力な分、機体を軽く仕上げているため。
翼面荷重とエンジン出力の影響についてのまとめ。
  1. 航続率はエンジンの特性に影響されるが、選んだ巡航速度に最適な翼面荷重がある
  2. 最大速度は翼面荷重が直接に影響し、大きければ高くなる。出力重量比も影響するが、翼面荷重による部分が大きい
  3. 上昇性能は翼面荷重が小さいほどよくなるが、エンジンの出力重量比と高高度特性によるところが大きい
  4. 旋回性能も翼面荷重が小さいほどよくなる。エンジン出力重量比も間接的に影響する。
 
【Fw200コンドルの検証3】(国江隆夫)
武装など。
 
【レトロな航空機Ju52でフランクフルト上空を散策】
 
【トンネルの西と東】(瀬尾央)
 51FW/25FSのA-10Cの写真がすばらしい。
 
【コンビニエンスストアで替える自衛隊DVDが話題に】
航空自衛隊の力/海上自衛隊の力/陸上自衛隊の力の三本が売れているらしい。
セブンイレブン、ローソン、セブンネットで販売とあるが、アマゾンでも手に入るらしい。
 
【第二次大戦ミニ航空史話 第96回 戦争だ!民間機を徴用せよ】
英国で徴用されたものにデ・ハビランド・ドラゴン、ドラゴンラピッド、ドラゴンフライなどがある。
 
【BOOK REVIEW】
零戦隊長―二〇四空飛行隊長宮野善治郎の生涯

零戦隊長―二〇四空飛行隊長宮野善治郎の生涯

  • 作者: 神立 尚紀
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 2006/11
  • メディア: 単行本
海軍零戦隊撃墜戦記1: 昭和18年2月-7月、ガダルカナル撤退とポートダーウィンでの勝利

海軍零戦隊撃墜戦記1: 昭和18年2月-7月、ガダルカナル撤退とポートダーウィンでの勝利

  • 作者: 梅本 弘
  • 出版社/メーカー: 大日本絵画
  • 発売日: 2011/09/06
  • メディア: 単行本
敵味方双方の戦果を照らし合わせて客観的な数字を出しているとのこと。
キラーと呼ばれた男 ~オーストラリア人エースパイロットの栄光と挫折~(発行:有限会社津雲)

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  • 作者: クリステン アレキサンダー
  • 出版社/メーカー: 出版共同販売
  • 発売日: 2011/09/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

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